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ひとりで洗濯できるかな
こんにちは、個人ランドリーいけしかです。
9月も中旬を越えて一気に涼しくなりましたねー!こちら千葉も、小屋内温度計は日中の高いときでも28℃くらい、雨の降る日なんかはもう25℃以下で肌寒いくらいです。
そうこれは、1年で最も愛する季節、秋の圧倒的到来…ッ!あ、でも庭での水浴びは、気温が下がり早くも井戸水が冷たく感じるようになって参りました。急いで温水化計画を実行に移さなくてわ…。
さて話は変わって、僕は今まで衣類の洗濯は全うにコインランドリーでお金を払って処理しておりました。利用料金は1回400円で、月では2回ほど利用するので800円。年間にすると約1マンエンの支出です。
しかしこの度、セッカク使い放題の井戸水が出たんだからってことで、自分で庭で洗濯すれば節約できるんじゃね?と思いついたのでサッソク挑戦することにしました。時代に逆行していると言わざるを得ない手洗い洗濯、メチャ大変そうなイメージが有りますが果たして可能なのか?…まあ、エコが叫ばれてる御時世、逆に手洗いこそが最先端なのかもしれません!エコを目指すつもりは毛頭無いけど…結果的に!
洗濯を始めるのに、まず水道をホースで裏庭まで引っ張り、タライと主役の洗濯板を用意します。このタライと洗濯板は購入しました。2つ合わせて1200円くらい。もし自分で洗濯できるようになれば、コインランドリー3回分で元が取れる計算です。
洗いまくるぞー!
手動洗濯コンビ
ちなみにその購入店は、キーを叩けば品物が届く不思議なお店、アマゾン様です。いや、近所のホームセンターで買おうにも、原付ライダーの僕にはタライがデカくて運転がコワかったので…。そんなとき送料無料で何でも小屋まで届けてくれるアマゾン様は、ホント小屋生活の力強いミカタです!(ステマ疑惑)
ではタライに水を張って、洗剤を投入ー。
高活性バイオEXってなに?
なんか「仮面ライダーブラック RX」みたいなカッコイイ肩書きを持つ洗剤です。よくワカランけど凄いんでしょうね。洗剤もイロイロ並べ立てないと売れない時代なんですかね。
洗剤の方のお金は、ガソリンスタンドの新装開店だかで景品で貰った物なので、しばらくはタダです。そのときは「貰っても使い道がねーよ、誰でも洗濯機持ってると思うなよセレブ共が!」とか無駄にヤサグレてましたが、日の目をみることが出来て良かったです。
それではジャブジャブと洗っていきますよー!
ジャブジャブ
動画も撮ってみました。
全手動洗濯の様子
実際にやってみると、意外と力も要らずカンタンです。手洗いは確かに手間がかかりますが、時間が有り余ってる僕には調度イイ暇潰しになります。ただ、ゴシゴシやってて本当に洗えているのか、どれくらい洗えばいいのかの境界線が掴めない…。やりすぎると傷んでしまいそうですしねー。ここらへんは、何回か洗って乾かしてみて勘を身につけるしかないですね。
さて洗濯は1時間もかからずに終了、あとは水を替えてゆすぎ、最後に物干し竿に掛けて乾かすだけ…では有りません。というのも浄化槽を備えておらず下水道が無い僕の小屋では、洗濯後には排水の処理が必要なのです。どうするかというと、まずは排水を運べるようにボックスに移して…、
排水処理 起
そのままナガトビ丸-不死身の黒虎-で運びます。
排水処理 承
走ること3分ほど、目的地は排水溝プールです。
排水処理 転
後はザバーっと流して終わりです。
排水処理 結
一応、僕の土地の自治体では、自分の土地ならば排水を流してもよい(というか取り締まる条例が無い)ことになっていますが、やっぱりサスガに環境を破壊しかねない洗剤排水を垂れ流すワケにもいかないので、この手順をもって処理することにしています。まあー、コインランドリーまで行くのに比べたら近いもんです。
洗濯物の方は、物干し竿で1日乾かして無事に洗濯完了。実際に乾いてみるまで不安でしたが、ちゃんと洗えてます、洗えてますよー!
ミッションコンプリート
というわけで今回は新たなスキル「手洗い」を身につけることができました。これから庭で洗うことができれば、お金が節約できるのはモチロン、洗濯に行く日程に悩まなくて済むのも嬉しいです。というのも、コインランドリーで洗うには当然、ギリギリまで洗濯物を溜め込んでから行くことになりますが、その辺りでちょうど雨が続いたり用事が重なったりすると、洗濯のタイミングが潰されヤッカイなことになります。そう、日々減りゆく衣類との消耗戦が始まるのです。
しかしこれからは洗濯物の量を気にすることなく、天気が良くてヒマな日にダラーッと庭で手洗いができるので、そんな悩みとはオサラバです!いやー、何回書いたか分からないくらいですがもう1度…水が有るというのは素晴らしいことですね!
あと問題は、手洗いでもやはり冬の寒さですねー。まさか洗濯物が凍りつくことは無いでしょうが、それでも相当手が冷たくて辛くなりそうです。でもまあタライの水の上から、別に沸かした熱湯を混ぜて温くすれば大丈夫かなーと思います。それより冬も水浴びをするために必要な温水化計画の方が難関ですね。皆様に教えて頂いた方法も参考にして、イロイロ思考錯誤してみます。
・にちじょー写真
僕の土地の周りは、こんな↓看板が乱立しているくらい大自然、というか林だらけです。
特定狩猟具禁止区域
特定狩猟具禁止区域(銃)…。コレって逆にいうと、銃以外の狩猟具は何を使ってもイイってことですよね?無闇に林の中に入っていったら、仕掛けられたトラバサミとか落とし穴の餌食になってしまうかも!?(原始的過ぎる)
いやでも、以前にも動画で音が入っていましたが、ときどき遠くで発砲音のような音が聞こえたりもするんですが…。いや、気のせいですね!気のせい!
あと、散歩してたら道端に古いブラウン管テレビが不法投棄されていました。
レトロテレビ
えー、まだ映るならホラーVHS再生用に欲しかったなー。もう拾おうにも、投げ捨てられた衝撃か所々割れていてダメそうです。なんかこのレトロ感、僕の小屋で古いホラー映画を映すとシックリきそうじゃないですか?
そして食事は相変わらずのゴーヤ乱舞です。
ゴーヤゴーヤゴーヤ
こんなにモリモリ収穫できるとは…、しかもまだ現在成長中のゴーヤも有るという…。最近はメンドくなって塩モミしたらそのままポリポリいってます。でも庭のゴーヤ苗は確実に最盛期に比べて元気が無くなってきているので、そろそろ収穫した物は佃煮にして長期保存用にしようと思います。さらに葉っぱも、そろそろ涼しくなってカーテンも終わりなので食べられますねー、楽しみです。
・今日のメチャウザ鳩時計動画
フォッホルルルルルゥ エーヘーヘーヘーヘー フォッホルルルルゥ エーヘーヘーヘーヘー(無限ループ)
GO! YAH! GO! YAH!
こんにちは、野菜のゴーヤって語源は謎なんだって!いけしかです。諸説の1つには「ニガウリ」が変化したというのも有るけど、「ニガウリ」→「ニガウイ」→「ニガウヤ」→「ガウヤ」→「ゴーヤー」…って原型残ってないやん!
さて、9月に入っても相変わらずメチャ暑いですが皆様は如何お過ごしでしょうか。こちらのいけしか小屋は暑さに加えて、周りが林のためセミ達の声がメガうるさくて、もうギガ暑苦しいです。今朝も、昨日夜更かししたので1日寝ていようと思ってたのに、その暑さとセミのコンボで寝ていられなくなり半ギレで起きて活動を始めました。
今回の記事はそんな状態で書いているので、行き場の無い怒りのため少々文章が荒れ気味かもしれません。それもまた小屋ブログのライブ感だということで、どうかよろしくお願いします。よろしくお願いしますよ。
先月の記事で、緑のカーテン計画はゴーヤ苗はイマイチだったと書きましたが、この晩夏になってヨウヤク本気を出し始めてくれました。
成長が遅れた原因は日照り続きの水不足だと思われるものの(楽に管理できる苗の選別のため水は少なめで実験していました)、サスガは緑のカーテンの代名詞「ゴーヤ」、枯れることなく順応して底力を見せてくれています。
ゴーヤカーテン完成
ご覧の通り、今や奥のスイートピーすら凌ぐ勢い。この結果から見るに、来年から僕の庭でゴーヤカーテンを真夏の8月に合わせるには、なにかしら調整が必要だということですねー。たっぷり水撒きをするか、もしくは1ヶ月くらい早めに植えつけるか…。
さておき、ゴーヤ苗が成長したということは!?そう、作物が収穫できるということ!これはやはり、同じグリーンカーテンでもアサガオやスイートピーには無い利点です!正直なところゴーヤの収穫は、先月のイマイチな成長時点では諦めていたんですが、盛り返してからは一気に実り始めて現在ゴーヤ乱舞状態!改めて植物の強さを知りました。
ゴーヤ
このようにグリーンカーテンの中にはゴロゴロとゴーヤが実っております。ちなみに写真右の黄色ゴーヤは、完熟ゴーヤもまた美味しいと教えて頂いたので、試しにワザと放置プレイ中のものです。
他にも、スイートピーの横でヒッソリと育っていたミニトマトもたくさん実っています。
ミニトマト
それでは、ここからはコイツラを収穫した後の写真をババっと載せていきます。前回に続いて食べてばっかりですみません!
まずは収穫。
ゴーヤ、ミニトマト、オカワカメ
完熟ゴーヤが収穫の衝撃で弾けてしまった!
完熟ゴーヤ
もう、それくらいモロモロなのでこのまま千切って食べてしまいました。
味はゴーヤ独特の苦味が消えていて不思議な味わいです。
ゴーヤのタネ
面白いのが中のタネで、ゼリー状の膜を纏っていて舐めると甘いです。
次に緑ゴーヤの調理は、とりあえずサクサク切って…。
サクサク
やはり、手始めは定番のコレでしょう!
ゴーヤチャンプルー!
ゴーヤチャンプルーは卵・肉・野菜と食材の種類が多いので、今回は業火のロケスト使用は諦めて、おとなしくカセットコンロで料理しました。ロケストファンの皆様、申し訳ございません!
ああ、せっかく自足でゴーヤが獲れたのに、チャンプルーが作りたくて材料費に300円もかけてしまった!意味が無いジャン!…まあ、たまにはこういうのも良いですよねー。
美味いわー
しかしゴーヤチャンプルーって、栄養豊富なゴーヤに豆腐、そして動物性の豚肉と卵が1度に食べられて、軽く完全食レベルですよね。そりゃー沖縄の人は長生きするわー。
食べ終わり、余ったゴーヤは保存できるよう塩漬けに。
塩もみして保存
そして缶シーチキンとあえて食べるツナゴーヤ、コレが毎晩の酒の肴です。
ゴーヤは塩漬けすると苦味が収まってイイ塩梅になるんですよー。
ツナゴーヤ
こんな感じで、ここ数日はゴーヤまみれの毎日を送っております。育ててみるとゴーヤは実ってから熟すのが早いんですね、冷蔵保存もままならない小屋生活では収穫と消費に大忙しです。しかし、元々はグリーンカーテン用に植えた数苗でコレだけ食べられるようになるとは驚きです。
僕は小屋生活を始めるまで中途半端に都会人だったので、今年始めた畑やゴーヤなど作物は初めてのことばかりですが、自分の土地でだけでも本格的にやれば1人が食べていく分は充分に作れるのかも知れません。さらに漁港で魚を調達すれば、まあ飢えることはまず無いのかも…。
あっそろそろ畑は秋冬に向けての作物を植えつける時期ですね。収穫の終わった畑は今や荒れ放題なので、耕し直しつつ何を植えるか考えていきますー。
・今日のマッスルビート動画
以前紹介したCMの続編(?)です。もはやボディソープ関係ない。
拾ったイワシで炙りだす~♪
こんにちは、行く先も解らぬまま~♪いけしかです。ところで尾崎さんは、盗んだバイクをちゃんと返したのでしょうか。心配です。
いやー夏真っ盛り、暑いですねー!そして夏といえば、海ですね!というわけで(強引)、今回は例の漁港でリッパなイワシを調達できましたので、小屋イワシ料理の様子をお送りしたいと思います。その調達方法につきましては、余りおおっぴらに書いていいものか分かりかねますので、イメージ写真だけナントナク置いておく所存であります。
イメージ写真
実は僕は、魚調達にうってつけである漁港の近くに住んでいながら、今まで魚料理を積極的に作っておりませんでした。その理由はやはり、魚を捌くと後処理が大変だからです。そう、今までは調理用に水をジャブジャブ使えなかったので、キチンと洗わないと周りが生臭くなってしまう魚料理は難しかったのです。
しかし!井戸水道を手に入れた僕に、もう死角はありません。これからは心置きなく洗い物ができます、調理方法の幅も広がるってもんです!いやー本当、水道が有るというのは素晴らしいことですね。ではまず、イワシを開いていきますよー。
ざっくざっく
ちなみにいけしかは、魚の扱いに慣れておらず開くことしか出来ません。3枚にオロスなんてできません。あと、魚を捌いているとイイ包丁が欲しくなってきますねー。なにしろこれはヒャッキンの包丁なので…、切れ味が悪くて頭を落とすのにも一苦労ですよ。
イワシを開いたら,、今回はイワシ料理の小手調べってことで干物、燻製、炙り焼きのカンタンな3種類を調理していきます。さっそく干物と燻製用のイワシは塩水に漬け込んで…。
ビニール袋で漬け込み
いくつかは干し網にて日干しに。
日干し中
更に、いくつかを燻製調理器(汎用型燻製器IBUSHI)で燻します。
IWASHI on the IBUSHI
そして、干物&燻製が出来あがる間に、残りのイワシをロケットストーブで炙り焼きにして昼飯にします!
燃料が周りの落ち木なので燃料代がかからないロケットストーブ、その弱点は雨に弱く天候に左右されやすいところなんですが、ここ数日雨が降っていないのと高温で落ち木がカラカラに乾燥しているので、火起こしが一瞬で完了しました。数少ない、真夏のいいところの1つです。
ロケットストォォォォブ、起動!
ロケストと言えばどうでもいいんですけど、いけしか小屋に訪れたある友人が、何度訂正してもロケットストーブをドラゴンストーブと言い間違えるので最近面倒くさいです。なんだよドラゴンストーブて。そんなの有ったら小屋ごと焼き尽くされそう。
話は戻ってイワシの焼き方は、焦げないよういつもみたいにホイル焼きしようかと思ったんですが…、なんかロケストの炎を見ているとたまには直火でいってみようかと思い…。
焼かれるのを待つイワシたち
直火で炙り焼きしちゃいました!
たまにはコゲもいいじゃない
このイワシは小さいため、表面がコゲコゲになる前に中まで焼きあがるので、ロケスト直火でもいけますねー。
焼きあがったイワシに、収穫したジャガイモも添えて、いざ裏庭でランチタイムです。美味い美味い!
青空昼食
写真のイワシ焼きの数が少ないのは、食べ終わる間際まで写真を撮り忘れていたためです…。いやー朝から海に行ったり調理作業したりで、お腹ペコペコで食べるのに夢中でしたよ!
さて昼食も終わり日が落ちて、暗くなる頃に干物と燻製の回収です。こいつらは保存用に冷蔵庫に移して、少しずつ酒のツマミに頂きます。
燻製← →干物
ご覧の通り、どちらもイイ感じにできあがりました!ただ干物の方はコレでも美味しく食べられますが、日持ちを考えるともう少し乾燥したほうが良いかもしれませんね…。ベストを探ってイロイロと試してみます。
こんな感じで今回はイワシ三昧、かかった食費はほぼゼロ円!ありがたやー。もちろん、この程度では満足せずに、変わらずイワシが潤沢に手に入るようなら、これからは教えて頂いたツミレやカマボコ、オイルサーディンなども挑戦していきますよー。
いやーしかし最近、「いけしか小屋暮らし力」に我ながら驚嘆せざるを得ません。この土地を買うにあたっては当然あらゆる計算をして決めたのですが、それ以外に井戸を掘れば一発で真水が出たり、漁港で魚を調達できるのが判明したりと、当初は予想もしていなかった幸運が続いてモハヤ恐ろしいです。小屋暮らしの申し子と呼んでください!(すぐ調子にのる)まあきっとこれは、今までロクなことが無かった僕の人生の帳尻を合わせて頂いているのでしょう…。
最後に、今回は一日中、外で活動していたので肌が一気に焼けてしまいました。
コンガリ
コンガリ焼けて、見た目だけでもちょっと健康的になった気分!真夏の直射日光は凄まじいですねー。
☆最近観た映画
51[フィフティ・ワン]
エリア51と呼ばれる秘密基地に隔離していたエイリアンが、やっぱり暴れだしたので軍人が頑張って戦う。
C級ホラーあるある→国家機密レベルの軍事施設という設定なのに、どうみてもセットがそこら辺の町工場。
小屋の猛暑対策 2012年版
こんにちは、反夏男いけしかです。全力で夏の暑さと戦っています。
8月も中旬を迎え、季節はいわゆるザ・真夏ですね。いやー暑いですね!セミがウルサイですね!
小屋生活の四季では、冬は電気毛布と寝袋にくるまっていれば寒さは辛くないんですが、夏は狭い小屋内で温度が急上昇しても逃げ場が無くて、燃え尽きるほどヒート状態です。そして、震えるぞハート状態(熱中症で)。僕にとって一番辛い季節です。
そして何事も諦めがちな僕は、去年はもう夏の暑さと戦うのを放棄して「暑くて耐えられなければ図書館とか涼しいところに逃げればいいや」という消極的な解決方法で真夏をやり過ごしたんですが、それは完全なる小屋生活を目指す者として許されない姿勢じゃないかとその後反省しておりました。
そこで今年の夏は猛暑を迎え撃つ対処法をいくつか用意して実践し、現在そこそこ快適に過ごせておりますので、今回の記事はそんないけしか小屋の夏の様子をお送りしたいと思います。
…電気を引いてるんだからエアコン買えばいいじゃんってのは禁句です。いや、クーラーさえ有れば確かに暑さは解決しちゃうんですけど…。初期費用と、契約アンペア数引き上げを含む電気代を考えると「2ヶ月くらい我慢しよう!」て気持ちが勝ちます。あと、ここまで小屋生活を続けておいて今更エアコン買ったら何か負けのような気がする!(知らねえよ)
まずやはり去年の夏との大きな違いは、前回にも記事にした井戸水が有ることです。暑い日に自由に使える水が有るのは素晴らしい…。もう、井戸水は我が小屋でルーキーにしてメインウェポンですよ。
あれから作物への水遣りや、シャワー活用に必須だろうってことで、奮発して巻き取りホースも買っちゃいました。噴射口は5種類の切り替えができる優れものです。
鬼に金棒だぜ
お値段はホームセンターで2000円くらい。僕の30坪くらいの土地ならコレだけで充分、縦横無尽に水を使えるようになりました。
このホースを物干し竿に取り付け簡易シャワーを作成して、最近の暑い昼頃には井戸水シャワーを浴びまくっています。
カンタンシャワー
地下水である井戸水は真夏でもヒンヤリと冷たく、青空シャワーで全身クールダウンできて最高です!…えっ、真っ昼間から素っ裸で外に出るなって?ハハッ誰も来ないから気にシナイ!
動画も撮ってみました。(僕は映っていないのでご安心ください。)
虫の声と青空シャワー
さらに井戸水の冷却活用技がもう1つ有ります。それは…屋根に直接水を撒いて天井から小屋を冷やす方法です。
噴射口を屋根まで届くストレートにして、屋根にダイレクト打ち水!当然真夏日だとすぐ蒸発しちゃうので数時間おきに撒いています。
屋根冷却作戦
このとき真夏の直射日光で屋根材のアスファルトシングルがカンカンに焼けていて、写真では分かりづらいですが、水を撒くと本気で湯気が立ち上ります。熱すぎるだろ!
井戸水のほかには、特筆すべきは今年から始めた緑のカーテン作戦です。上の写真でもチラチラと写っていますね。春に地植えした苗が果たして上手く緑のカーテンになったのか、それぞれの成長を報告します。
西側 オカワカメ
東側手前 ゴーヤ
東側奥 スイートピー&トマト
ご覧の通り我が小屋ではスイートピーが大成功でした!隣のトマトを飲み込む勢いで葉を増やし、見事にカーテンの役目を果たしてくれています。あとはゴーヤは野菜もまだできずボチボチ、オカワカメはマバラな感じになりました…。
この結果から、僕の土地ではスイートピーが向いている事が分かったので、来年はコレを植えまくってツタのからまる緑の小屋にしてやろうと思います。あと、オカワカメはツタが真っ直ぐ上に伸びる性質上、少数では威力を発揮できませんでしたが…、コイツの本領はムカゴ量産からの無限増殖に有るらしいので、むしろこれからが楽しみです。来年春にはワッサワッサ増えているかも!
最後に暑さ対策といえば、ようやく網戸を作りました。
窓網戸
勝手口網戸
ホームセンターでロール網を数百円で購入、相変わらずのテキトー作成です。
窓の方は、開け方が小屋内から押し上げる形式の窓なので、単純に網を張るワケにもいかず今まで網戸にするのが億劫だったんですが、考えたてみたところカーテンと同じように上部をタッカーで止めて吊り下げ方式にすることで解決しました。写真のように下部を洗濯ばさみでガッチリ止めれば問題なく網戸になります!日差しの有る昼間は遮光カーテンと併用しております。
勝手口の方はマジックテープ付きの網を使用し、出入りもできるように作成。コレで虫の襲来を気にせず勝手口を開けっ放しにできるようになりました。
やはり網戸が有ると、日が落ちてからも開けっ放しにして過ごせるのがイイですねー。夜中も全開なのでメッチャ涼しく寝れます。
以上、いけしか小屋の夏生活2012年版でした。上記の進化した夏対策のお陰か、思えば今年はまだ1度も図書館に逃げ込まずに済んでいます。まあそもそも、今年よりも去年の夏は異常に暑かったような気もしますが…、なにしろ去年は、確か小屋内温度計が40℃にもなり、それでも頑なに暑さに耐えていたら視界がグニャリと歪みはじめて、人体の限界を思い知った覚えがあるくらいです。
ちなみに、今年の夏の小屋内温度計は最高でも30℃前後です。うん、夏対策の効果も有るはず!コレくらいなら全然、ヒキコモリでも快適に小屋で越夏できますよねー。
最近の最高温度
さて夏も(多分)乗り越え、今年の目標もアラカタ片付いたので、次の課題を考え始めないとですね。
いま僕の中でトップに躍り出ている課題は、冬に向けて井戸水の温水化計画です。もう、庭で水が浴びられる生活を知ると公共体育館に行くのもメンドウになったので、真剣に考えますよ!
僕の人生における3つの座右の銘のうち1つである「怠惰を求め勤勉に至る」を肝に銘じて、日々勉強してベストな方法を探り出します!
・今日の暑いからインド人見ようぜ!動画
暑さの向こう側
井戸開通しました!
こんにちは、アニバーサリーいけしかです。そう、気が付けば当ブログも一周年!皆様有難うございます&これからもよろしくお願いします!
そして、そんなメデタイ一周年記念に相応しい進歩が有りました。それは…今年の大きな目標であり、小屋生活開始以来の悲願の命題である、井戸開通が昨日完了しました!やった…やったよ!
もうとりあえず、まずはその雄姿をご覧ください。ああ、惚れ惚れする…。
電動ポンプ&蛇口式
汲み上げは電動ポンプ、蛇口はベーシックな物を選びました。設置場所は迷いましたが、小屋増築の可能性も考えて、小屋正面側の玄関前に設置しました。水浴びなどには不便になりましたが、ドアを少し開ければ小屋内から水調達できるのでコレで良かったと思います。
いやー、今更ですが蛇口を捻れば水が出る生活って素晴らしいですね!それではここからは、実際の井戸掘り風景の写真や動画を、順を追ってバババっと載せていきます!
その、セミが鳴き乱れる暑い日の朝、ある小屋に3人のプロが集結した。これは、いけしか小屋に井戸を掘るべく戦い抜いた男たちの記録である。風の中のすーばーるー。(そんな大げさな物ではない)
井戸掘り業者さん
初めは自力の手堀も考えていましたが、いろいろな問題から結局、業者さんに頼むことにしました。こーゆーのはやっぱりプロに頼むのが一番なんですよ!
ここで写っているタンクもそうです。井戸掘りには大量の水が必要ですが、水道が通ってない場所では水自体が無いので掘れません。そこで業者さんにその旨を伝え、1tの水タンクも運んできてもらったわけです。手掘りをやろうとすると、まず躓いてしまう問題です。
ガッガッ
実際に掘っていきますよー!まずはシャベルでザックリと大穴を掘り、仮の塩ビパイプをぶっ刺します。
伝説のグングニルの槍かっ!?(違います)
そして、塩ビパイプにこの長い井戸掘り棒(名前が分からない)を、水を流し込みながらヒタスラ突っ込んで地面を突き、掘り進めていきます。
掘削中
現場の掘削の様子を動画に撮りました。無駄の無いプロの仕事をご覧ください。
掘削段階レベル2mくらい
そして井戸掘り棒が全部埋まるまで進んだら、さらに棒継ぎ足しして掘り進み地下水脈を目指します。
掘削段階レベル6mくらい
ここまでくれば地層に変化があるのか、何もせずとも棒の自重でヌルヌル刺さっていきますねー。
そして8メートルほどの深さで水脈にたどり着いた感触があったので井戸掘り棒を引き抜き、ここで本当に水道管となる強化塩ビパイプをブッ刺します。えんやこーらー。
とっても長いよ!
当たり前ですが塩ビパイプ、メチャ長いです。これも個人で掘る場合に躓くポイントの1つですよねー。こんな長いパイプ、自分で運ぼうにもトラックが運転できないと載せられそうにないし、発注するにしてもベラボウな運賃を取られて安くで掘る意味が無くなってしまいます。
無事に水道管パイプが設置できたら、電動ポンプで実際に井戸水を汲み上げて、深さや水質に問題が無いか調べます。
土地奥で仮汲み上げ
ドキドキ…
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
ヒャッハー、水だああぁぁぁ!しかも、業者さんが歓声を上げるほどに、キレイな真水!ニゴリもニオイも全く有りません。やったぜ!
ここまでくれば後はホームポンプを設置するだけです。
ホームポンプ設置中
水道管と電線が通る場所に穴を掘り、蛇口も取り付けて埋め込んでいきます。
そして、完成ッッッ!!
バアアアアアン!
もう、昨日は嬉しすぎて意味も無く水を出しまくりでしたよ。最高、最高だ!いけしかは小屋生活2年目にして、ようやく水を手に入れたぞおおおおおお!
水温は蛇口に結露がおきるくらいヒンヤリ冷たいです。放出動画も撮りましたよおおおおお!
使い放題だぜ
いやー、もう言葉に出来ないほどの感動です。井戸水ゲットで一気に生活レベルが引き上がりますねー。
ちなみに気になるお値段の方は、ポンプ込みで8万円ポッキリ。安い、安すぎる!ネットで調べてもナカナカこの値段は破格だと思いますがどうでしょうか?また業者さんの感触では、1人ならば必要以上使い切れないくらいの水量が有りそうだとの事で、そこらへんも安心です。8万円で一生使い放題の水道が手に入ったて事ですよ!わーいわーい!
歩みは遅くとも、着実に小屋生活は進化しています。さあー次はシャワーと風呂オケだ!ワクワクが止まらないぜ!