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初めての海釣り日記
こんにちは、さすらいの釣り人いけしかです。
僕が小屋を建てて住んでいる地域は千葉県でも海が近いところで、海釣りができる漁港にも原付30分くらいで行くことができます。なのでもし海釣りスキルを習得できれば、魚肉という貴重な動物性タンパク質を自給できるのになあ…と常々考えておりました。(他に魚捌きスキルも必要なんですが)
しかしながら今までに海に限らず釣りなどやったことが無いもので、なかなかイキナリ1人で始めるには敷居が高く、貰い物の竿やリールが有るものの実際には挑戦できずにいたのですが…。この度、そんなヘタレな僕を見かねた友達が、近場の海釣りポイントに連れて行ってくれることになりました!というわけで今回の記事は初海釣りの様子です。
やって来たのは千葉九十九里浜のとある漁港。天候は梅雨の合間で、晴れとはいかないものの何とか曇りです。
今まで海とは縁が遠い人生でしたが、海の匂いや潮風もまたイイもんですねー。
九十九里浜・漁港
そして釣りポイントの堤防へと向かい、「いざ今宵の晩飯を釣り上げん!」と息巻いて準備を始めた矢先のこと…衝撃の事実が発覚しました。
そうそれは、漁船から大量の魚を移された大型水槽トラックが走り去っていった直後のことです。そこには、漁港に初めて来た僕にとっては目を疑うような光景が有ったのです…!それは!
魚、こぼしまくり!
美味そうなイワシじゃないか!
満タンまでイワシを積んだトラックが、荷台からドバドバこぼしまくりながら走ってる!ああ新鮮なイワシが拾い放題ですよ!…アレ、これもう釣りする必要無くない?今日の晩飯どころか、干物にすればしばらく困らなそうな量の魚が転がってるんですけど…。
いやー漁港を知る人ならば常識かもですが、こんな魚拾い放題ボーナスタイムが有るとは知りませんでした。これだけでもココに通う価値が有りますよ!周りの釣り人たちも手を止めて拾いに集まってきます。
拾え拾えー
さらに、「オレにも寄こせ!」と漁港に住みついてるっぽいノラネコもやってきました。
海猫
コイツ、ノラネコの癖に栄養が行き届いてツヤツヤしてやがります。そりゃあ、こんな所に住んでたら辞められんでしょうね…何しろ新鮮な魚が定期的に降ってくるんですから。羨ましい!
釣り人たちに魚を貰ったりもしてるのでしょう、凄く人に慣れたネコでした。
触らせてくれた
さて魚を釣らなくても拾えてしまうという、なんか始める前から目標達成な感じになっちゃいましたが…。いやいや、こんなイワシなど比べ物にならないほど上等な魚を釣ってやるんだ!と気を取り直してフィッシングスタートです。
ヒラメ・イシモチ狙いの仕掛けを堤防から投げていきます。ちなみにイシモチという魚は漁には向かず、お店に並ぶことは無いけれど焼くとメチャ美味いらしい。食べてみたいですねー。
堤防釣り
波の音が心地よい
慣れないキャスト(投げ)やエサ付け(イソメ、メチャ気持ち悪い)に苦戦しながらも数時間、皆なかなか釣れません…。友達が言うには今日は魚の回遊が悪いらしい。やっぱりカンタンなもんじゃないですねー。
しかし魚がエサを突く感触、いわゆるアタリは有るので希望を持って諦めずに黙々と投げ続けます。そして刻は夕方17時頃でしょうか、竿に今までになくガツンときたのでアワセてみると…おお、引いてる!興奮しながら釣り上げて、遂に初フィッシュをゲットしました!
釣れた!
シロギス
人生初フィッシュはシロギスでした!丸ごとテンプラにすると美味いらしい。この後の釣りはシロギスがもう1匹と、他にアジが釣れて釣果は全部で3匹でした。初釣りでコレだけ釣れたら満足です!
釣り用語で朝まずめ夕まずめと言って、夕方は良く釣れるらしいですねー。友達はフグなどを釣っておりました。食べられないよ!
フグ(膨張中)
夕まずめが終わり、暗くなる前に片付けて撤収です。結局、狙いのイシモチは釣れませんでしたが…、何が釣れるか分からないガチャガチャ感が海釣りの醍醐味でも有るということなので良しとします。周りを見ていたらタコを釣り上げてる人も居ましたよ。
日が落ちると海に映る夕日がキレイです。
海の夕日
初釣りはこんな感じで終了です。今回釣れた魚は、お礼として友達にあげちゃいました。
海釣りも練習すれば充分食料確保に役立ちそうですねー。これからは1人でもチョクチョク釣りに行こうと思います。最悪、釣れなくても拾えることだし!
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泥酔中って時には物理的に不可能なことすら、やらかしますよね。