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拾ったイワシで炙りだす~♪
こんにちは、行く先も解らぬまま~♪いけしかです。ところで尾崎さんは、盗んだバイクをちゃんと返したのでしょうか。心配です。
いやー夏真っ盛り、暑いですねー!そして夏といえば、海ですね!というわけで(強引)、今回は例の漁港でリッパなイワシを調達できましたので、小屋イワシ料理の様子をお送りしたいと思います。その調達方法につきましては、余りおおっぴらに書いていいものか分かりかねますので、イメージ写真だけナントナク置いておく所存であります。
イメージ写真
実は僕は、魚調達にうってつけである漁港の近くに住んでいながら、今まで魚料理を積極的に作っておりませんでした。その理由はやはり、魚を捌くと後処理が大変だからです。そう、今までは調理用に水をジャブジャブ使えなかったので、キチンと洗わないと周りが生臭くなってしまう魚料理は難しかったのです。
しかし!井戸水道を手に入れた僕に、もう死角はありません。これからは心置きなく洗い物ができます、調理方法の幅も広がるってもんです!いやー本当、水道が有るというのは素晴らしいことですね。ではまず、イワシを開いていきますよー。
ざっくざっく
ちなみにいけしかは、魚の扱いに慣れておらず開くことしか出来ません。3枚にオロスなんてできません。あと、魚を捌いているとイイ包丁が欲しくなってきますねー。なにしろこれはヒャッキンの包丁なので…、切れ味が悪くて頭を落とすのにも一苦労ですよ。
イワシを開いたら,、今回はイワシ料理の小手調べってことで干物、燻製、炙り焼きのカンタンな3種類を調理していきます。さっそく干物と燻製用のイワシは塩水に漬け込んで…。
ビニール袋で漬け込み
いくつかは干し網にて日干しに。
日干し中
更に、いくつかを燻製調理器(汎用型燻製器IBUSHI)で燻します。
IWASHI on the IBUSHI
そして、干物&燻製が出来あがる間に、残りのイワシをロケットストーブで炙り焼きにして昼飯にします!
燃料が周りの落ち木なので燃料代がかからないロケットストーブ、その弱点は雨に弱く天候に左右されやすいところなんですが、ここ数日雨が降っていないのと高温で落ち木がカラカラに乾燥しているので、火起こしが一瞬で完了しました。数少ない、真夏のいいところの1つです。
ロケットストォォォォブ、起動!
ロケストと言えばどうでもいいんですけど、いけしか小屋に訪れたある友人が、何度訂正してもロケットストーブをドラゴンストーブと言い間違えるので最近面倒くさいです。なんだよドラゴンストーブて。そんなの有ったら小屋ごと焼き尽くされそう。
話は戻ってイワシの焼き方は、焦げないよういつもみたいにホイル焼きしようかと思ったんですが…、なんかロケストの炎を見ているとたまには直火でいってみようかと思い…。
焼かれるのを待つイワシたち
直火で炙り焼きしちゃいました!
たまにはコゲもいいじゃない
このイワシは小さいため、表面がコゲコゲになる前に中まで焼きあがるので、ロケスト直火でもいけますねー。
焼きあがったイワシに、収穫したジャガイモも添えて、いざ裏庭でランチタイムです。美味い美味い!
青空昼食
写真のイワシ焼きの数が少ないのは、食べ終わる間際まで写真を撮り忘れていたためです…。いやー朝から海に行ったり調理作業したりで、お腹ペコペコで食べるのに夢中でしたよ!
さて昼食も終わり日が落ちて、暗くなる頃に干物と燻製の回収です。こいつらは保存用に冷蔵庫に移して、少しずつ酒のツマミに頂きます。
燻製← →干物
ご覧の通り、どちらもイイ感じにできあがりました!ただ干物の方はコレでも美味しく食べられますが、日持ちを考えるともう少し乾燥したほうが良いかもしれませんね…。ベストを探ってイロイロと試してみます。
こんな感じで今回はイワシ三昧、かかった食費はほぼゼロ円!ありがたやー。もちろん、この程度では満足せずに、変わらずイワシが潤沢に手に入るようなら、これからは教えて頂いたツミレやカマボコ、オイルサーディンなども挑戦していきますよー。
いやーしかし最近、「いけしか小屋暮らし力」に我ながら驚嘆せざるを得ません。この土地を買うにあたっては当然あらゆる計算をして決めたのですが、それ以外に井戸を掘れば一発で真水が出たり、漁港で魚を調達できるのが判明したりと、当初は予想もしていなかった幸運が続いてモハヤ恐ろしいです。小屋暮らしの申し子と呼んでください!(すぐ調子にのる)まあきっとこれは、今までロクなことが無かった僕の人生の帳尻を合わせて頂いているのでしょう…。
最後に、今回は一日中、外で活動していたので肌が一気に焼けてしまいました。
コンガリ
コンガリ焼けて、見た目だけでもちょっと健康的になった気分!真夏の直射日光は凄まじいですねー。
☆最近観た映画
51[フィフティ・ワン]
エリア51と呼ばれる秘密基地に隔離していたエイリアンが、やっぱり暴れだしたので軍人が頑張って戦う。
C級ホラーあるある→国家機密レベルの軍事施設という設定なのに、どうみてもセットがそこら辺の町工場。
小屋の猛暑対策 2012年版
こんにちは、反夏男いけしかです。全力で夏の暑さと戦っています。
8月も中旬を迎え、季節はいわゆるザ・真夏ですね。いやー暑いですね!セミがウルサイですね!
小屋生活の四季では、冬は電気毛布と寝袋にくるまっていれば寒さは辛くないんですが、夏は狭い小屋内で温度が急上昇しても逃げ場が無くて、燃え尽きるほどヒート状態です。そして、震えるぞハート状態(熱中症で)。僕にとって一番辛い季節です。
そして何事も諦めがちな僕は、去年はもう夏の暑さと戦うのを放棄して「暑くて耐えられなければ図書館とか涼しいところに逃げればいいや」という消極的な解決方法で真夏をやり過ごしたんですが、それは完全なる小屋生活を目指す者として許されない姿勢じゃないかとその後反省しておりました。
そこで今年の夏は猛暑を迎え撃つ対処法をいくつか用意して実践し、現在そこそこ快適に過ごせておりますので、今回の記事はそんないけしか小屋の夏の様子をお送りしたいと思います。
…電気を引いてるんだからエアコン買えばいいじゃんってのは禁句です。いや、クーラーさえ有れば確かに暑さは解決しちゃうんですけど…。初期費用と、契約アンペア数引き上げを含む電気代を考えると「2ヶ月くらい我慢しよう!」て気持ちが勝ちます。あと、ここまで小屋生活を続けておいて今更エアコン買ったら何か負けのような気がする!(知らねえよ)
まずやはり去年の夏との大きな違いは、前回にも記事にした井戸水が有ることです。暑い日に自由に使える水が有るのは素晴らしい…。もう、井戸水は我が小屋でルーキーにしてメインウェポンですよ。
あれから作物への水遣りや、シャワー活用に必須だろうってことで、奮発して巻き取りホースも買っちゃいました。噴射口は5種類の切り替えができる優れものです。
鬼に金棒だぜ
お値段はホームセンターで2000円くらい。僕の30坪くらいの土地ならコレだけで充分、縦横無尽に水を使えるようになりました。
このホースを物干し竿に取り付け簡易シャワーを作成して、最近の暑い昼頃には井戸水シャワーを浴びまくっています。
カンタンシャワー
地下水である井戸水は真夏でもヒンヤリと冷たく、青空シャワーで全身クールダウンできて最高です!…えっ、真っ昼間から素っ裸で外に出るなって?ハハッ誰も来ないから気にシナイ!
動画も撮ってみました。(僕は映っていないのでご安心ください。)
虫の声と青空シャワー
さらに井戸水の冷却活用技がもう1つ有ります。それは…屋根に直接水を撒いて天井から小屋を冷やす方法です。
噴射口を屋根まで届くストレートにして、屋根にダイレクト打ち水!当然真夏日だとすぐ蒸発しちゃうので数時間おきに撒いています。
屋根冷却作戦
このとき真夏の直射日光で屋根材のアスファルトシングルがカンカンに焼けていて、写真では分かりづらいですが、水を撒くと本気で湯気が立ち上ります。熱すぎるだろ!
井戸水のほかには、特筆すべきは今年から始めた緑のカーテン作戦です。上の写真でもチラチラと写っていますね。春に地植えした苗が果たして上手く緑のカーテンになったのか、それぞれの成長を報告します。
西側 オカワカメ
東側手前 ゴーヤ
東側奥 スイートピー&トマト
ご覧の通り我が小屋ではスイートピーが大成功でした!隣のトマトを飲み込む勢いで葉を増やし、見事にカーテンの役目を果たしてくれています。あとはゴーヤは野菜もまだできずボチボチ、オカワカメはマバラな感じになりました…。
この結果から、僕の土地ではスイートピーが向いている事が分かったので、来年はコレを植えまくってツタのからまる緑の小屋にしてやろうと思います。あと、オカワカメはツタが真っ直ぐ上に伸びる性質上、少数では威力を発揮できませんでしたが…、コイツの本領はムカゴ量産からの無限増殖に有るらしいので、むしろこれからが楽しみです。来年春にはワッサワッサ増えているかも!
最後に暑さ対策といえば、ようやく網戸を作りました。
窓網戸
勝手口網戸
ホームセンターでロール網を数百円で購入、相変わらずのテキトー作成です。
窓の方は、開け方が小屋内から押し上げる形式の窓なので、単純に網を張るワケにもいかず今まで網戸にするのが億劫だったんですが、考えたてみたところカーテンと同じように上部をタッカーで止めて吊り下げ方式にすることで解決しました。写真のように下部を洗濯ばさみでガッチリ止めれば問題なく網戸になります!日差しの有る昼間は遮光カーテンと併用しております。
勝手口の方はマジックテープ付きの網を使用し、出入りもできるように作成。コレで虫の襲来を気にせず勝手口を開けっ放しにできるようになりました。
やはり網戸が有ると、日が落ちてからも開けっ放しにして過ごせるのがイイですねー。夜中も全開なのでメッチャ涼しく寝れます。
以上、いけしか小屋の夏生活2012年版でした。上記の進化した夏対策のお陰か、思えば今年はまだ1度も図書館に逃げ込まずに済んでいます。まあそもそも、今年よりも去年の夏は異常に暑かったような気もしますが…、なにしろ去年は、確か小屋内温度計が40℃にもなり、それでも頑なに暑さに耐えていたら視界がグニャリと歪みはじめて、人体の限界を思い知った覚えがあるくらいです。
ちなみに、今年の夏の小屋内温度計は最高でも30℃前後です。うん、夏対策の効果も有るはず!コレくらいなら全然、ヒキコモリでも快適に小屋で越夏できますよねー。
最近の最高温度
さて夏も(多分)乗り越え、今年の目標もアラカタ片付いたので、次の課題を考え始めないとですね。
いま僕の中でトップに躍り出ている課題は、冬に向けて井戸水の温水化計画です。もう、庭で水が浴びられる生活を知ると公共体育館に行くのもメンドウになったので、真剣に考えますよ!
僕の人生における3つの座右の銘のうち1つである「怠惰を求め勤勉に至る」を肝に銘じて、日々勉強してベストな方法を探り出します!
・今日の暑いからインド人見ようぜ!動画
暑さの向こう側